取材レポート-記事
2023.10.31
阪南市「食」の魅力発見!~阪南ブランド十四匠「KUU」巡り~
少しずつ秋も深まり、朝に寒さを感じる時期になってきましたね。今回は、秋にぴったりの「食」について!
阪南の物産品等を販売支援する産直市場「匠のippin」が10月1日(日)からオープンしているという情報をキャッチしたので、阪南市に視察へ行ってきました!
また、「匠のippin」で取り扱っている物産品の会社(青木松風庵 月化粧ファクトリー・株式会社Special Food J事務所・浪花酒造有限会社)(敬称略)へ伺うことができたため、ご紹介させていただきます。
南海尾崎駅にて下車後、徒歩3分。阪南市商工会1階部分に「匠のippin」はあります。
阪南市商工会では、昨年より「阪南美食ブランド「KUU」食う」という地域ブランドを立ち上げています。阪南は豊かな自然に育まれた食材、伝統的な技で生み出された泉州を代表する技術があります。「KUU」は地域ブランドとして、地域の魅力と、地域の物産とが互いに相乗効果と好影響をもたらしながら、それらを融合させるブランドです!
そんな「KUU」を地域住民の皆さまに知っていただくために、商工会館内に阪南の物産品等を販売支援する産直市場(匠のippin)をオープンさせ、地場物産品の販売・PR拠点に加え、観光拠点の両面の支援を行っているとのことです。
【参考】
・阪南ブランド十四匠
http://hannan-sci.jp/jyuyonsho/
・阪南ブランド十四匠「KUU」
http://www.hannan-sci.jp/news/00000436/
海苔
月化粧
なにわ黒牛
水なすのコンフィチュール
和紙製品
会社紹介
当日は、商工会の方に物産品をご紹介いただきながら店内を視察しました。店内は、季節を感じるインテリアが多く、各物産品の良さが伝わるレイアウトになっていました。また、肉・海鮮・野菜・お菓子・コットン・苔等幅広く用意されていました。地域住民の皆さまに「KUU」を知ってもらえるよう、様々な努力をされているのが伝わってくる素敵な場所でした。今後、取り扱う物産品数はまだまだ増えていく予定とのことですので、皆さんもぜひ「匠のippin」へ足を運んでみてくださいね!!
匠のippinを視察後、実際に物産品を製造している「青木松風庵 月化粧ファクトリー」「株式会社Special Food J」「浪花酒造有限会社」へ伺いました。
まず、最初に伺ったのは青木松風庵 月化粧ファクトリーです!尾崎駅から徒歩約10分で到着します。大阪土産の定番商品であるみるく饅頭「月化粧」。そんな月化粧のおいしさのヒミツを、目で見て、知って、味わっていただきたい。そんな思いで月化粧ファクトリーはopenしたそうです。通路見学の予約は不要のため、見学したい!と思ったらすぐに寄れるのも良いですね。
【参考】
・株式会社青木松風庵
https://www.shofuan.co.jp/
・青木松風庵 月化粧ファクトリー
https://tsukigesho.com/factory/
シアター入口
工場内様子
製造過程
菓祖神社
ここでは、月化粧の製造工程が無料で見学できるだけでなく、お菓子の神社でのお参りをしたり、会社の歴史を学んだりすることができます。月化粧のキャラクターにお迎えされた後は、月化粧の甘い匂いを感じながら月化粧がどのように焼きあがるかをゆっくりと見学することができます。材料選びから、製造までこだわって作っていることがよく分かる展示になっていました。
そして、見学最後には出来立ての月化粧をいただけます!販売されている月化粧もとても美味しいですが、出来立ては別格の美味しさでした!ここでしか体験できないため、ぜひ皆様も月化粧ファクトリーへ足を運んでみてくださいね。
会社外観
会社内
冷蔵庫内
ロース焼肉・サーロインステーキ
さて、次は大阪産 黒毛和牛の「なにわ黒牛」を取り扱っている株式会社Special Food J事務所へ伺いました。事業所は南海尾崎駅徒1分の場所にあり、なにわ黒牛の販売も行っています。
なにわ黒牛牧場
なにわ黒牛牧場 牛
なにわ黒牛は、緑豊かな和泉山脈で育まれた大阪の唯一純粋な黒毛和牛であり、上質な脂であっさりとした口溶けを楽しめるお肉です。なにわ黒牛の定義は、品質「純大阪産黒毛和牛」牛枝肉格付成績「三等級以上雌」であり、阪南市の牛舎で30カ月以上、牛へのストレスを与えないようにゆっくり自然な状態で長期飼育されているとのことです。
【参考】
・なにわ黒牛
https://naniwabeef.base.shop/
ヘレ肉
焼肉盛り合わせ
どのお肉も脂が乗っており、非常に美味しそうでした。普通の日でも、ちょっとお祝いをしたい日でも、ぜひなにわ黒牛を買いに行かれてはいかがでしょうか。
最後に浪花酒造へ伺いました。尾崎駅西口を出て、徒歩約5分。300年の歴史がある酒造が見えてきました。浪花酒造は酒造と本宅が国の登録有形文化財に指定されているそうです。酒蔵見学は、最低催行人数5名から可能(要予約・時期要確認)とのことですので、お友達と誘い合って行かれると良いかもしれません。
直売所
直売所
建物を入っていくと直売所があり、純米大吟醸 無我無心や大吟醸等のお酒が販売されています。スーパーではなかなか手に入らないような、直売所だからこそ買えるお酒も数多くありました!お酒好きの皆さまに一度は行っていただきたい場所です!
【参考】
・浪花酒造
https://naniwamasamune.com/
阪南ブランド十四匠「KUU」の一部を取材させていただきましたが、どの物産品も丁寧に作られていることが伝わってきました。味だけでなく、生産者の方々の思いも感じながら、阪南の「食」を楽しんでみてはいかがでしょうか。