取材レポート-記事
2022.10.31
関西国際空港第1ターミナル新国内線エリアのオープン前潜入レポ!
2022年10月21日(金)に、関西国際空港第1ターミナルビルの新国内線エリアを視察してきました!
本視察は、現在、関西国際空港において第1ターミナルビルのリノベーション工事が実施されており、第1フェーズとなる国内線の工事が完了し、今月26日(水)にオープンされたものです。筆者は、そのオープン前に潜入してまいりました!
10月11日(火)より、1日の入国上限総数が撤廃されるなど、日本の水際対策が緩和されたのは、皆さん記憶に新しいと思います。何よりも、外国人観光客が個人旅行でも入国できるようになり、また、国内でも全国旅行支援事業が開始されたため、空港の内外を見渡すとキャリーケースを持ち運ぶ人がたくさんいました。
空港がにぎわっているという状況を見るだけで嬉しく、駅から空港ターミナルビルまでの間、歩きながら、このまま回復していくことへ期待感を抱きました。
さて、関空の運営会社である「関西エアポート株式会社」のスタッフに出迎えられ、他の視察者と共に、新エリアまでご案内いただきました。
南海・JRの駅から第1ターミナルビルへ渡ったすぐのフロアが、2階ですが、こちらには、新国内線エリアのオープン日よりも早くに、先行オープンした新たな商業エリアとして、「Tasty Street」のフードコートや薬局「ココカラファイン」がありました。
「Tasty Street」の入り口
「Tasty Street」内フードコートの様子
フードコート内は、たこ焼きにラーメン、和定食など、美味しそうな匂いが漂っており、たくさんのお客様でにぎわっていました。
入口から奥行を感じるここは、少し慌ただしくも感じる搭乗手続きカウンター等の通路から離れ、空腹を満たしつつも、木材が多く使用された温もりある場所として、これからもお客様を誘うのだろうと思いました。
【関西エアポート株式会社プレスリリース(8/25)】
http://www.kansai-airports.co.jp/news/2022/3064/J_220825_PressRelease_NewDomesticArea.pdf
このフードコートの奥側は現在、壁が広がっていますが、2023年冬の新国際エリアのオープン時に、新たなお店がオープンするそうです。楽しみですね!
さて、この柵の向こうに広がる新たな国内線エリアにいざ、潜入しました!
まず、保安検査場に入りました。こちらはセキュリティ等のため、写真をお見せすることができないのですが、15mのスマートレーンが6台設置されていました。
保安検査場を通過すると、「カームダウン・クールダウンスペース」が設置されていました。このスペースは、旅や出張などで、お客様が受けた様々な刺激やストレスを緩和するものです。早速、お客様への配慮を感じられました。
「カームダウン・クールダウンスペース」
「カームダウン・クールダウンスペース」の中
そして、搭乗口へ続く通路が出現しました。
この通路の頭上(3階)には、お客様のキャリーバックなどお荷物が運ばれており、通路右手の窓から見えるこの箱上建物に流れて、仕分けられるようです。
この通路を通過すると、こちらには26日にオープンした商業エリアが広がっていました。
また、ここでも、「Tasty Street」のフードコートと同様、木材が多く使用され、温もりと和を感じる空間となっていました。
日本に到着した外国人に対しては「日本」のおもてなしを、また、海外から帰ってきた日本人に対しては、ホッと安心できる場所として提供されており、とても素敵な設計だと感じました。
創業140年以上になる京都老舗の天ぷらのお店「天ぷら 圓藤」から、大阪を代表するお好み焼きを売りとする「ぼてじゅう」、座席が豊富な「サンマルクカフェ」など、こちらも飲食が充実していました。もう想像しただけで、お腹が鳴りそうです。
また、空港の運営会社、関西エアポート株式会社が展開するお土産店「関西旅日記」があり、大阪・関西土産はもちろんのこと、関西エアポートグループの公式キャラクター「そらやん」のグッズなんかもこちらでゲットできますよ!
旅の前に、下記ホームページでも、どんなお土産があるかチェックしてみてくださいね!
【関西旅日記】
https://www.kansaitabinikki.jp/?utm_source=ITAMIKOBEKIX_HP_EVENTNEWS&utm_medium=referral&utm_campaign=20220328_ITAMIKOBEKIX_HP_EVENTNEWS
また、関西エアポート株式会社のスタッフに以前、おすすめ土産など、取材した記事がありますので、こちらもぜひ、見てくださいね!
【関西国際空港全体構想促進協議会メールマガジン6月号】
https://www.fly-kix.jp/mailmagazine/backnumber/2022/06/24588/
こちらの商業エリアは、出発、到着両方のお客様が入れる場所となっていますので、出発時に買いそびれた、食べられなかったものを到着時に、リベンジ可能なのでぜひ、旅の始まりから終わりまで、目一杯楽しんでくださいね!
さて、この商業エリアを過ぎると、そこには、搭乗口と待合スペースは広がっていました。
待合ベンチをよく見ますと、コンセントの差込口があり、皆さんの旅の大事なお供である、スマホやタブレットなどが充電できるようになっています。これは助かる!って方も多いのではないでしょうか。
搭乗口と待合スペース
待合スペースのベンチのコンセント差込口
また、目の前には、大きな管制塔が広がり、待合時間も退屈しません。
反対に、関空到着、もしくは、国際線への乗継ぎの方は、商業エリア前の先ほどの通路を通り、出発の方と混ざらないようにこちらで分かれます。
到着口・国際線乗継ぎへの通路
到着口・国際線乗継ぎゲートを過ぎると戻れません
こちらのゲートを通り過ぎ、エスカレーターを下ると、手荷物受取場にたどり着きます。
そして、今回、特別にオープン前ということで、通常はJAL、ANAのラウンジ利用可能なお客様しか入られない、新たなラウンジ「ラウンジ KANSAI」に入らせていただきました!
もう、入口からワクワクしますね!
入ってみると・・わぁ!とっても広い!
ふかふかのソファに充実したドリンクカウンターが!USBの差込口もあり、お仕事でパソコンを使用する場合など、充電ができて助かりますね。
ラウンジ KANSAIの中の様子
ラウンジのドリンクカウンター
ソファにはUSBの差込口
また、個室も用意されており、多様な利用が可能となっていました。
以上、オープン前新国内線エリアの潜入レポートをお届けしました!
旅の前にワクワクする空間が新しくできています!ぜひ、旅や出張の際には、関空を利用して、体験してくださいね!
【関西エアポート株式会社プレスリリース(10/26)】
http://www.kansai-airports.co.jp/news/2022/3086/J_2221026_PressRelease_NewDomesticAreaOpen.pdf
【オープンテープカットとオープン後の様子】